スパイダルコのマクビーをレビューいたします。
手のひらに完全に収まる小さくてかわいいヤツです。
ブレード形状がスパイダルコらしからぬ、独特の形状をしていて私は好きです。
ブレードの背の部分に滑らかなくぼみがあり、そこに人差し指が自然とフィットする形状にデザインされています。
何も知らない人にこのナイフを渡しても自然とその握り方になるようなデザインで素晴らしいデザインだと思います。
鋼材は以前レビューした「スパイダルコ ダイス」と同じCTS-XHP。
ダイスのときにも書きましたが、私は鋼材はそこまで気にしておりません。
何故ならちょっと高めのナイフでラフな使い方はしないので^^;
「J MCNEES」と入っています。
アメリカのジョナサン・マクニースさんと言うナイフ作家の方がデザインされたナイフですね。
McBeeの名前の由来は「マクニースさん(Mc)」のデザインした「ハチ(Bee)」で「McBee」なのでしょうね。
この方のサイトにはカスタムされたmcbeeや他にもたくさんのカスタムナイフのギャラリーがあるので、興味のある方はぜひ。
日本でも販売してくれたら集めたくなるようなカスタムMcbeeがたくさん紹介されています。
McBeeの元になったとされるKillerBeeというナイフもあり、めちゃくちゃかっこいいです。
https://mcneescustomknives.com
「TAICHUNG TAIWAN」は台湾の台中で作られたという意味ですね。
閉じた状態のブレードはもちろんセンター。
ブレードとチタンハンドルの間にワッシャーが見えます。
ブレード厚は約3mm
ハンドル厚は約10mmです。
チタンハンドルの表面は「マットソリッドチタン」仕上げです。
ブレードのロゴはレーザー刻印で、肉眼では見えない程細かく彫り込まれています。
海外のフォーラムでもスパイダルコの台湾生産に施されている刻印は絶賛されていますね。
下記URLでロゴのZOOM比較が見れます。
https://www.reddit.com/r/knifeclub/comments/14ax70/close_up_of_the_spyderco_bug_logo_showing_the/
ポケットクリップは磁石のくっつく鉄製です。
McBeeの特徴の一つにネジやフレームロック一部にタガネで打ったような模様がありますね。
細かい部分まで丁寧にデザインされています。
ブレードはストレートの約37mmでストーンウォッシュ仕上げ、箱開けに最適なサイズと形状をしています。
ブレードの背にあるくぼみに人差し指が、ハンドルのくぼみには中指が自然とフィットし、
自分の指の延長のように器用に扱うことが出来るデザインになっています。
ブレードのオープンは
1.親指でサムホールを抑えながらのオープン。
2.親指でサムホールを弾いてのオープン。
は普通に出来ます。
スパイダルコオープンは出来なくは無いのですが、この小ささなのでちょっと厳しいです。
私の手は小さい方ですが、手を切りそうになりました。
オープンは通常の親指でサムホールを使ったオープンを勧めます。
日本の銃刀法には触れませんがEDCはしない方が良いでしょう。
カスタムされたMcBeeも日本で販売してくれたら集めたくなってしまうようなかわいさのナイフです。
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