Olight Warrior X Pro レビュー

2020年1月31日に発売開始された、Olight Warrior X Proのレビューです。

基本スペック

最大照射距離 600m
最大明るさ 2250ルーメン
光束 90000cd
重量 239g(電池を含む)
LED Cree XHP35 HI NW (4500~5500K)
バッテリー 5000mAh 21700充電式リチウム電池
防水性能 IPX8
耐衝撃 高さ3m
ランタイム
  • モード1 「2250ルーメン」2分後「1000ルーメン」100分後「300ルーメン」23分
  • モード2 「300ルーメン」8時間

外観・仕上げ

Olight Warrior X Pro

Olightの製品は
WarriorX
S1R Baton II
「S2R Baton II」
M2R Pro Warrior
に次ぐ5本目なので、Olightの仕上げの美しさはかなり満足しています。
「WarriorX Pro」も疑いの余地がない仕上げの良さです。
ですが、タンカラーは初めてでした、あまり好きな色では無かったのですが。。。
「WarriorX Pro」タンカラー、めちゃくちゃカッコイイですね。
他の製品ではあまり魅力を感じなかったのですが、「WarriorX系」は中心部分に平面の箇所があり、
曲面部分とのコントラストに惹かれました。
Olight Warrior X Pro
デザインは、
初代WarriorX」は先端に行くにつれて段々と大きくなるデザインが採用されていましたが。
「WarriorX Pro」は先端は完全にストレートなデザイン、よりミリタリー感が出てシャープな印象です。
Olight Warrior X Pro

操作性

Olight Warrior X Pro
Olight Warrior X Pro

M2R Pro Warrior」からテール部分に突起が加わり、押しやすくなったとの事でしたが。
M2R Pro Warrior」ではその恩恵はあまり感じられませんでした。
ですが。
「WarriorX Pro」はタクティカルリングのおかげもあって、かなり押しやすくなった印象です。
半オシの300ルーメンモードもすこし押しやすくなっていました。

バッテリーも21700になり、充電も2A対応で「初代WarriorX」より長く使え、早く充電が出来るようになっています。
バッテリー残容量を振動で伝えてくれる機能は私には不向きで、LEDインジケーターで伝えてくれる方が好みです。

Olight Warrior X Pro
Olight Warrior X Pro

付属のホルスターも進化していました。
初代WarriorXと同じセミハードケースで
留める部分がベロクロからマグネットに進化しました。
これもかなり良い感じですね。
よりタクティカルに無音でライトを抜くことを想定しての事でしょうか、確かに、隠密行動中にベロクロでビリビリ〜!(俺にまかせろー)なんてやってたら敵に悟られますからね。
日本ではそこまでのタクティカル要素は不要と思いますが、よい進化だと思います。
ベルト側もボタンでしっかり止める事ができます。
Olightはベロクロを排除して行くのでしょうか。

Olight Warrior X Pro ホルスター
Olight Warrior X Pro ホルスター

光の飛び方・色

Olight Warrior X Pro
Olight Warrior X Pro
  距離5m 距離10m 距離15m
中心光(直径) 1.2m 2.4m 3.6m
周辺光(直径) 5.5m 11m 16.5m

光の色は若干黄色がかっています。
初代WarriorX」より中心光が若干細くなっています。
より細くしてルーメン数を上げ、どうしても照射距離600mまで到達したかったんでしょうか。
Olight Warrior X Pro Olight Warrior X Pro


下記の図は自転車で高さ約1mの場所から、前方約2m先から光が当たるように照らした場合の図です
約2〜3mの距離しか照らす事は出来ません、完全に遠くを照らす為の設計になっています。
Olight Warrior X Pro


高さ3cmの高さから照らした写真です、周辺光は半径約3cmで若干いびつな形で、けっこう明るいです。

Olight Warrior X Pro
Olight Warrior X Pro

まとめ総評

初代WarriorX」と同じく、
完全に遠くを照らす為に設計されているので、自転車やEDC等の普段使いにはまったく当てはまりません。
そのぶん、山や海等で遠くを照らす必要がある場合にはベストライトではないでしょうか。

しかし、この仕上げの美しさとデザインのカッコよさは普段は家で飾って眺めてるだけでも満足できます。
しかも停電等の緊急時には役に立つ存在というのは良い趣味と言えるのでは無いでしょうか。

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