ナイフの刃先の角度を調べてみました。
調べたのはこちらの5本
「ヘレ ファイア」
「ケラム ウルヴァリンプロ」
「ファルクニーベン TK2」
「バークリバー ブッシュクラフター」
「松田菊男 東雲」
です。
調べ方は鎬の太さと、刃の長さを調べてイラストレーターで角度をだしています。
スカンジはわかりやすいですが、コンベックスは指の間隔で適当にわりだしてるので
参考程度にお考え下さい。
ヘレ ファイア Helle knife Fire
刃厚が 2.7mm
ベベルが 5.9mm
ですが、私は左側をコンベックスに研いでいますので左面のみ10mmのコンベックスで測り
刃角は約23°と出ました。
ヘレ ファイア Helle knife Fire
ケラム ウルヴァリンプロ KELLAM Wolverine PRO
刃厚が 2.8mm
ベベルが 10.4mm
刃角は約15°
こちらはスカンジなので角度がわりだしやすいですね。
そして手持ちのナイフで圧倒的な切れ味。
予想異常の鋭角さでした…。
木への食い込みは抜群ですが、ラフに扱うとすぐロールします。
ファルクニーベン TK2FALLKNIVEN TK2
刃厚が 4.1mm
ベベルが 22.9mm
刃角は約33°
こちらはフルハイトからのコンベックスで先端5mmあたりから少し角度が変わっていきます。
コンベックスなので、正確な角度ではありませんが、概ねこの角度ということで。
バークリバー ブッシュクラフターBarkRiver Bushcrafter
刃厚が 4mm
ベベルが 9.7mm
刃角は約35°
バークリバーは基本コンベックスしか無いそうですので、ブッシュクラフターもコンベックスです。
手持ちのナイフで一番切れ味が悪い。
これも左面研ぐかな。
松田菊男 東雲KIKU Knives Shinonome
刃厚が 6.5mm
ベベルが 32mm
刃角は約30°
松田菊男さんのコンベックスナイフ、フルハイトからのコンベックスです。
結果発表
ということで
「ヘレ ファイア 約23°」
「ケラム ウルヴァリンプロ 約15°」
「ファルクニーベン TK2 約33°」
「バークリバー ブッシュクラフター 約35°」
「松田菊男 東雲 約30°」
となりました。
これを見てみると、当たり前ですが単純な切れ味は刃の角度通りです。
もちろん、「握り心地」「重さ」「使いやすさ」「頑丈さ」等他の要素も大事かとは思いますが。
今回の結果としてはこうなりました。
おまけ スパイダルコ ダイスSpyderco Dice
おまけでフォルダーのスパイダルコも図ってみました。
鎬刃厚が 0.2mm
ベベルが 0.5mm
刃角は約23°
でした。
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